障がい者の皆さんの就労を
支援する側の企業様
支援の準備はできていますか?
障がい者雇用に必要な準備
受け入れるための設備は準備できていますか?
・車いす利用者の場合には、それに合わせたハード面での対応が必要です。
・トイレにも一工夫必要かも?しれません。
・障がい者がパニックを起こさないように、設備を十分に点検する必要があります。

仕事の用意はありますか?
・誰でも好きな仕事なら力を発揮します。障がい者もそれぞれの適性に合った仕事で力を発揮できます。
・障がい者個人の特性と、仕事のマッチングがとても重要になってきます。
- 一人でコツコツ細かな作業をするのが好きな人
- みんなでワイワイ、力仕事が好きな人
- 細かなことに徹底的にこだわる人
- 商品が汚れていても全く気にならない人
・障がい者を雇用する職場は、社員の適性を見きわめて仕事を選び出す必要があります。

教育係は決まりましたか?
・障がい者雇用に限らず、新入社員が入社すれば、教育する人が必要です。
・教育を担当する社員さんには、特別の配慮が必要です。
なぜなら、障がい者雇用の体験はその社員さんにとっても初めての経験だからです。
障がい者本人と同時に、教育係へのフォローも重要になってきます。

サポート人材も必要?かもしれません。
障がいの程度によっては、業務以外の部分でサポートするスタッフが必要かもしれません。

受け入れなければならない心配事
目に見えるコスト
・障がい者を新入社員として迎え入れる場合、健常者雇用とは別のコストがかかる可能性があります。
〈コストの例〉
トイレや通路などのハード面での対応コスト
業務以外でのサポーターのコスト
退職された場合のコスト

目に見えないコスト
・職場で新入社員を雇用すれば、ある程度のコストがかかることを理解しなければなりません。
これは新入社員が健常者であっても同様ですが、障がい者雇用の場合は特に目に見えないコストに気を配る必要があります。
〈コストの例〉
同僚社員のストレス
仕事を特別に作り出したことによるコスト増

もしも障がい者本人の都合で退職されてしまったら…
せっかく新入社員として迎え入れても、退職されてしまうと職場の苦労は水の泡です。
また働いてくれる障がい者を探す必要があります。
ご存じだと思いますが、この作業が最も大変です。
〇その理由は?
障がい者は健常者に比べて個性が幅広いので、まず職場と障がい者のマッチングが大切です。
職場と障がい者がうまくマッチングできたら、次に仕事と障がい者のマッチングを考える必要があります。
(個性の幅の広さが有効に働く場合と、不利に働く場合があるからです)
※せっかく2ステップのマッチングを完了しても、退職されてしまうとまた最初からやり直しです。
このマッチングにかかるコストは、意外と見逃されているコストです。
・募集担当の社員のコスト
・仕事のマッチングを考える時間のコスト
・受け入れ態勢(人員)を考えるコスト
